モルタルってどんな外壁なの?モルタルのメリット・デメリット

「モルタル」という言葉を聞いたことがある人は多いことでしょう。言葉は聞いたことがあっても、モルタルがどういった外壁なのか、メリットやデメリットまでは分からないこともあるはずです。

現在の日本の住宅では、築年数が30年以上経過している住宅はモルタルの外壁が多く、その場合には表面が劣化しているため外壁塗装をする必要がありその費用も様々です。

そこでモルタルの特徴や仕上げ方法の種類、メリットやデメリットなど基本的な知識とモルタル外壁を塗装する費用、モルタルの外壁を塗装するメリットなどをご紹介します。

この記事でわかる事

① モルタルとは?
② モルタルの種類
③ モルタルのメリット
④ まとめ
⑤ リフォけんを使うメリット

モルタルとは?

モルタルとは、石灰石や石膏を焼いて粉状にしたセメントと砂、水を混ぜた素材のことをいいます。モルタルには基本的に防水性がほとんどありませんが、防水性能を高めた防水セメントというモルタルもあります。現行の建築基準法の前身となる法律によって、防火使用の外壁が必要となったことでモルタルの外壁が一気に広まりました。

1960~1980年にかけて日本の住宅の外壁はモルタルが主流でしたが、今ではサイディングが主流になりモルタル外壁は徐々に衰退しています。

とはいえ独特の雰囲気が好みの人によって今でもモルタルが選ばれることはあります。

今では「サイディング」というパネルを貼り付ける外壁の方が安価で取り付けも簡単なのでモルタル外壁の割合は少なくなっていますが、モルタル外壁で住宅を建てる人もまだまだいるのが現状です。

費用はやや高めですがメリットも様々あります。

サイディングの場合にはパネルとパネルの隙間に目地ができるので、シーリング剤という合成樹脂によるコーキングが必要となり、7~8年に1回のメンテナンスが必要となってしまいます。

一方、モルタル外壁の場合には目地がないためメンテナンスが少なく、ランニングコストはモルタル外壁の方が低くなっています。

その他にもモルタル外壁の方が表面温度が厚くなりすぎることがないので、夏場の断熱性にも優れています。

モルタルの種類

モルタル外壁にはいくつか種類があり、スプレーガンで吹き付ける「リシン仕上げ」、コテやローラーで仕上げる「スコット仕上げ」、骨材が入っていなモルタルで仕上げる「吹き付けタイル仕上げ」などがあります。仕上げ方法によって特徴やメリット・デメリットが異なるため、どちらも考慮した上で仕上げ方法を選ぶようにしましょう。

リシン

モルタルの外壁自体に防水性がないことから、雨水などから守るために仕上げを行う必要があります。古くに建てられたモルタル外壁の家でよく使われているのがこのリシンによる仕上げ。リシンとは塗料の中に骨材という細かい石を混ぜたもののことをいいます。

リシンガンで吹き付ける「リシン吹き付け」タイプと、コテでリシンを塗ったあとに剣山などで引っ掻く「掻き落とし」というタイプに分けられます。リシン吹き付けはザラザラとした上品な質感に仕上がるのが特徴で、塗膜が薄いため耐久性が高い仕上げ方法ではありません。掻き落としは吹き付けよりも手間がかかりますが、高級感のある独特な風合いが生まれます。

スタッコ

リシンはザラザラとした質感が細かいのに対して、厚みのある凹凸が生まれるのがスタッコ仕上げです。見た目はリシンと似ていますが、触り心地がなめらかなのがスタッコの特徴です。リシン吹き付けよりも厚く施工されるため、大量の塗料を使うことや手間が必要であることから費用が高くなってしまいます。

塗膜に厚みがあるため耐久年数が長いのがスタッコのメリットで、塗り替えを行う場合は凹凸部分に入り込む分たくさんの塗料を使うことがデメリットとなります。

吹き付けタイル

モルタル外壁の吹き付けタイルとは、樹脂や砂、石などを混ぜたものをスタンガンで吹き付けることをいいます。リシンやスタッコなどと比べてツルツルとした質感に仕上がるのが特徴です。1~5mmの厚みのものを3回の工程に分けて吹き付け、仕上げ方法には中粒仕上げと押さえ仕上げの2種類があります。中粒仕上げは数cmの凹凸が規則的に広がるような模様になるのが特徴で、押さえ仕上げは半乾きの状態でローラーをかけるためタイル材がつぶれた模様が生まれます。

塗膜が厚いことから耐久性が高く、工期が短くて済むのが吹き付けタイルのメリット。施工する際には飛散しやすいことや大きな音が出てしまうことを頭に入れておくようにしましょう。

モルタルのメリット

最近は工場で生産されたパネルを貼り付けるだけの外壁材が登場し、機能性も高いことから人気が出ています。昔からあるモルタルにももちろんモルタルの良さがありますが、外壁材に選ぶことでどのようなメリットがあるのでしょうか。

デザイン性が高い

モルタルを聞くと白に近いような淡いグレーを想像する人が多いかもしれません。しかし実際にはたくさんの色や柄の選択肢から選ぶことができます。またパネルを貼り付けるタイプの外壁はある程度の規格が決まっていますが、モルタルは手作業で仕上げるため自由度が高いのもメリット。

昔からある外壁材なので古臭いイメージがある人もいるかもしれませんが、自由度が高い分、時代に合ったデザインにすることができます。施工する職人の技術を要するため、デザイン性というメリットを活かすためには依頼する業者選びが大切になります。

破損しにくい

外壁には家を守ってくれる役割がありますが、そんな外壁が破損しやすかったら心もとないですよね。モルタルの外壁は台風や強風で飛来物が当たったときにも破損しにくい特徴があります。マイホームを建てて年数が経っていないのに、飛来物によって破損してしまうとショックを受けることでしょう。衝撃に強い性質と耐久性に優れている点は、外壁をモルタルにする大きなメリットだといえるでしょう。

有毒ガスが発生しない

モルタルが人気となった理由に、震災や戦争で木造住宅が倒壊してしまったことがあげられます。モルタルに使われている原料は全て不燃性なので、耐火性に優れています。また万が一火災や自然災害が起こった場合でも有毒ガスが発生しません。家で安心して生活するにあたって、耐火性の高さや有毒ガスが出ないという点は重要なポイントとなることでしょう。

モルタルのデメリット

どんな外壁材を選んでも必ずデメリットがあります。選ぶ前に知っておくことでデメリットをカバーしたり対策したりできます。外壁材にモルタルを選ぶことのデメリットをご紹介します。

ひび割れしやすい

モルタル外壁の一番のデメリットとして、ひび割れしやすいことがあげられます。モルタルの外壁でひび割れが起こらないことはほとんどないため、モルタルを選ぶ際にはひび割れは起こるものだと思っておく必要があります。パネルを貼り合わせていく施工方法の外壁材とは違って、モルタルにはつなぎ目がありません。そのため地震の揺れや乾燥によって収縮することでひび割れが起こります。

幅0.3mm以下、深さ4mm以下のひび割れをヘアークラックといい、家の構造部分までに問題が及んでいる場合は少ないため急いで補修する必要はない程度のひび割れです。塗装を行う場合には補修作業を行うようにしましょう。幅0.3mm以上、深さ4mm以上のひび割れは構造クラックといい、ひび割れの進行が進んでいる状態となります。雨水が入りやすくなっているため、放置すると家の内部まで腐食したり鉄骨が錆びてしまいます。構造クラックを見かけた場合は早めに業者に点検・補修を依頼するようにしましょう。

チョーキング現象が起こる

外壁が毎日紫外線を浴びることで塗料の塗膜が劣化し、防水性が低くなっていきます。そうすると外壁を触ったときに手に白い粉が付く「チョーキング現象」が起こります。モルタルはもともと防水性がほとんどない外壁材なので、塗膜が劣化して防水性を失うと雨水が家の内部に侵入する大きな原因となってしまいます。チョーキング現象が起こっていることに気付いた場合は、塗装を検討する必要があります。

雨だれがつきやすい

雨が降ると外壁に雨が流れた跡が付いているのを見かけたことがある人も多いかもしれません。窓や開口部に溜まっていた汚れが雨によって流れて壁に付着した状態を雨だれといいます。外壁の耐久性に影響するわけではありませんが、見た目の美しさを損ねてしまいます。

雨だれは水洗いだけで簡単に落とせる汚れではありませんが、ブラシで強くこすってしまうと外壁に傷が付いてしまうことも。雨だれが気になる場合は、塗り替えを行う際に汚れが付きにくい塗料を使用することをおすすめします。

モルタル外壁を塗装するメリット、デメリット

モルタル外壁の家には「塗装」と「張り替え」という2種類のリフォーム方法があります。

一長一短があり、どちらの方法でリフォームをしようか悩んでいる人は多いでしょう。

モルタル外壁を塗装するメリット

モルタルのリフォームを張り替えではなく塗装にするメリットは2つあります。

モルタル外壁を塗装することのメリットをいくつか見ていきましょう。

・工事費用が安い

モルタル外壁の塗装に必要な費用は、30〜40坪程度の住宅で70〜120万円です。

一方で、張り替えでリフォームする場合は同じ坪数でも200〜290万円程度が必要となるでしょう。

張り替えが必要なほどモルタル外壁が劣化していないのであれば、費用が安い塗装リフォームで十分だと考えられます。

・ひび割れの補修ができて防水性がアップ!

モルタル外壁の場合には経年劣化によるひび割れが主なデメリットになりますが、ひび割れが大きくなってしまうと徐々にひびの隙間から雨水が侵入してしまいます。

そのため、モルタル外壁の場合にはひび割れを定期的に補修する必要があります。

その際に塗装業者に依頼すれば、小さなひび割ればかりでなく大きなひびも修正してもらうこともできるので、外壁塗装することで防水性をアップすることができます。

家の外壁全体の耐久性や防火性がアップ!

モルタル外壁を塗装すれば防水性をアップでいきるので、雨水の侵入を防げるため外壁全体の耐久性をアップさせることもできます。

また、フッ素系塗料などの耐火性や耐熱性に優れた塗料を使用すれば家の防火性のアップも図れます。

塗膜によって遮熱効果が上がり断熱性がアップ!

外壁塗装の場合には、下地塗料を含めて合計3回の塗装を行うのが一般的になります。

下塗り、中塗り、上塗りとった具合に複数回の塗装を施すことでムラのない塗装を施すことができます。

また、3回の塗装によって遮熱効果も上がるため、直射日光の熱を部屋の内部に伝えにくくさせることができ、外壁塗装には家の断熱効果のアップにもメリットがあります。

モルタル外壁を塗装するデメリット

・下地が寿命を迎えていると補修できない

塗装によるリフォームだと、下地となっているモルタルが寿命に達している場合は塗り替えをしても効果がほとんどありません。

なぜなら、モルタル自体の老朽化を塗装リフォームでは解決できないからです。

下地材が寿命の場合は他の材質への張り替えが必要となるでしょう。

・デザイン性が限られる

モルタルの塗装リフォームでは下地の形状を大きく変えることは難しいです。

このため、張り替えに比べると塗装リフォームはデザイン性に限界があるといえるでしょう。

リフォーム業者を探す

リフォームをする際に、多くの人が通る悩みのひとつが、リフォーム業者の正しい探し方が分からないというものです。

実は、500万円以下の改修工事には建築業許可が必要がない為、沢山のリフォーム会社が溢れているのが現状です。

中には、安い価格を提示して無責任な工事を行ったり、相場より高額な費用を請求したりする悪徳業者も数多く存在します。

本来であればまず初めに、任せそうなリフォーム業者をご自身で2~3社ほどピックアップしていき、最終的に最後の1社に絞って依頼に至るという流れです。

実はこの見極めがとても難しく、多くの方が迷ってしまい時間だけが過ぎてしまいます。

当サイトでは施工業者を無料で紹介出来る見積もりサイトとなっておりますので、知り合いや付き合いのある業者が思いつかない方にとっては、地域で安心出来る業者を紹介出来るため、業者探しの有力な手段になると思います。

メリット

見過ごしがちな近所の施工店を探せる

一括して複数の業者に見積もりを取れる

地域名で検索をかけると、近くの工務店のHPに辿り着き、施工実績や口コミを確認することができますので自分がやりたいリフォームに対応しているかどうか、確認しましょう

デメリット

業者の人柄が見えにくく信頼しづらい

インターネットを使って業者探しをするデメリットは、リフォーム業者の信頼度や人柄が掴みづらいという点です。その点、リフォけんでは業者が直接お客様にご連絡を致しますのでその後の調査などの調整も可能です。そして信頼出来る業者であれば依頼して見積もりを出してもらうと良いでしょう。

そして費用が高額になることもある外壁塗装ですが、金額だけを見て施工業者を選ぶのは危険です。満足度の高いリフォームを行うためにも、過去の事例なども確認しながら業者選びは慎重に行い、安心のリフォームを実現させましょう。

まとめ

モルタルとは、セメントと砂、水を混ぜたものを塗り固める外壁のことをいいます。1980年代まで非常に人気があった外壁材ですが、最近は施工が簡単で機能性の高い外壁材の人気が高まっています。しかしモルタルには手作業ならではの独特の風合いがあるため、今でもモルタルを選ぶ人はたくさんいます。

モルタルの仕上げ方法にはリシンとスタッコ、吹き付けタイルの3種類があります。リシンは吹き付けと掻き落としに分けられ、どちらもザラザラとした質感が特徴です。吹き付けよりも掻き落としの方が手間がかかるため費用が高くなる傾向にあります。スタッコはリシンと似たような見た目ですが、塗膜が厚いため耐久性に優れています。吹き付けタイルはタイル材を吹き付ける方法で、押さえ仕上げにする場合は半乾きの状態でローラーをかけます。

モルタルのメリットとして、パネルを貼り合わせる外壁材と違ってデザインの自由度が高い点や破損しにくい点、万が一火災が起こっても有毒ガスが発生しない点があげられます。デメリットはひび割れやチョーキング現象が起こりやすい点と雨だれが付きやすい点となります。

モルタルを塗装するメリットは費用が安く済むことです。
デザイン性は高くないですが、張り替えの半額程度で工事ができるのは大きな魅力でしょう。

モルタルや外壁材の特性を考慮した上で適した外壁材を選ぶようにしましょう。

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リフォームの際にはお客様が希望する内容をリフォーム会社に伝え、その内容にあった見積もりが提出されますが、お客様がリフォーム工事に詳しくない場合、大きな思い違いをしていることもあります。もしものトラブルに対しても、できる限りのサポートを行います。

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