L型キッチンのメリット・デメリット

システムキッチンにはさまざまな種類があります。今回は「L型キッチン」というキッチンタイプについてご紹介いたします。L型キッチンは動線がスムーズなので、料理の作業効率を高めたい人にぴったりのタイプです。レイアウトやデザインが多様で、価格帯も幅広いためスペースさえ確保できれば理想的なキッチンを目指せます。特徴と選び方のポイントを押さえましょう。

この記事でわかる事

① L型キッチンとは?
② L型キッチンのメリット
③ L型キッチンのデメリット
④ まとめ
⑤ リフォけんを使うメリット

L型キッチンとは

L型キッチンとは、キャビネットをアルファベットのL字型に配置したキッチンのことです。基本的にコンロとシンクが90度で向かい合うように設置されることが多いです。

全てが横並びのI型キッチンと違って、キッチン内での移動距離が短いのがメリットですが、L字の角をデッドスペースに感じてしまう人もいます。ゴミ箱を置いたり使う食材を置いたりする場所として有効に使える人にとっては魅力的なキッチンの形状かもしれません。

L型キッチンのメリット

まずは、メリットを見ていきましょう。

キッチンの移動範囲が少ない

L型キッチンの最大のメリットともいえるのが、動線が良いという点。L型キッチンはコンロとシンクが90度で向かい合うように設置できるので、コンロ、シンク、冷蔵庫の3つの点からなる三角形「ワークトライアングル」を短く設計できます。

ワークトライアングルが正三角形に近づくほど、キッチンでの作業動線がよくなると言われています。

I型のような横移動の手間が省けるため、火加減を気にしながら次の食材の準備を進めるといった同時並行の作業効率がアップするでしょう。パスタ用にたっぷりと水を入れた鍋をコンロに移動させるのも楽になります。

作業スペースが広くなる

L型キッチンはII型キッチンと同様に、2つのキャビネットがあるので、作業を行えるスペースが多くできます。

L型キッチンはコンロとシンクが直角に位置するようにL字型に配置されていることから、角の部分に拾い作業スペースを取ることができます。コーナー部分は奥行きもあるため、調理済みのものを置いておいたり、盛り付けの際にお皿を並べておいたりしても邪魔になりません。

収納スペースを増やせる

I型キッチンと比べて、作業台下のキャビネットが増えるため、たくさんの物を収納できるのがメリットです。

調味料や調理用具を出しておいても散らかった印象になりにくいのがポイントです。

L型キッチンのデメリット

デメリットも知っておきましょう。

広いキッチンスペースが必要になる

L型キッチンは作業スペースを広く取ることができる一方で、L型にできるような広いスペースが必要になります。リフォームでL型キッチンに変更しようと思っている場合は、これまでよりもリビングやダイニングが狭くなってしまうこともあるため注意が必要です。リビングやダイニングの広さを変えずにL型キッチンにしたいという場合は、キッチンスペースを確保しにくいため作業スペースが狭くなったり使いづらいキッチンになってしまうことも。

コーナーがデッドスペースになりやすい

L型キッチンはコンロとシンクが直角になるようなL字型になっています。コーナーは奥まっているため、収納スペースとしては使いづらく、頻繁に使用する調味料などは置かない方がいいでしょう。

I型と比較してリフォーム費用が高い

L型キッチンは、同シリーズのI型キッチンと比較すると本体価格が高いです。

また、I型キッチンからL型キッチンに変更する場合は、内壁の解体、水道・ガス・電気の配管や配線の変更といった内装工事費用が必要になるかもしれません。

L型キッチンの設置

L型キッチンは次の2種類の設置方法ですので、それぞれの特長をみていきましょう。

壁付け式

L型キッチンを壁付けにすることで、キッチンのスペースを有効に活用することができます。また、壁にキャビネットが接しているため、壁面を利用した収納スペースも確保することが可能です。

対面式

L型キッチンを対面式にすることで、リビングルームやダイニングルームにいる家族とのコミュニケーションが取りやすくなります。

ペニンシュラ型キッチンのような、キャビネットの片方が壁面に設置しているレイアウトになります。

まとめ

シンク・コンロ・冷蔵庫の配置を近づけられ、ワークトライアングルを設計しやすいL型キッチンは、作業効率アップに有効な選択肢です。しかし本体価格が比較的高額で設置スペースも広く必要になります。

メリットやデメリットも比較して、失敗しないリフォームやリノベーションを行っていきましょう。

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